広告を避けるため空白記事を設けています。ひとつ下のものが最新です。


2009年4月から結晶を集めていたテーマ「Ⅲ」は
2010年3月7日をもちまして
標本箱の蓋を閉じさせていただくこととなりました。


3月8日からは
「Ⅳ」という新しいケースに小さな欠片を集めます。


今まで
期間で区切ったテーマを新しくするたびに
スキンのデザインを変えてきたのですが


そのたびに以前の記事の雰囲気が
壊れてしまうのがしのびなく
特にこのテーマ「Ⅲ」は
背景の力もとても大きいと感じるので


大変わがままではありますが
この世界観を保管する方法として
「Ⅳ」は新しい場所に作ることにいたしました。


新しいものはこちらに

『 文字式思考再生装置 Ⅳ 』





その扉は


この手で閉めました


内側から鍵をかけて





あなたが月になるのなら
あなたを想って輝く星に


ほんの短いひと時を


同じ夜空で過ごしたくて





誰の
話も
聞きたくないって


君は
自分の耳を
引きちぎった


醜い
物も
見たくないって


君は
自分の目を
抉りとった


そうして
君は
だんだんと
自分の体を捨てていった


手も
足も
なにもかも



最後に
残った
君の心は


君が世界を遠ざけるために
してきた
努力とは
うらはらに


ただ
とくん
とくんと
脈打つ


私を
愛して
愛してと





自分で
自分の責任を取るために


私はすべて自分で選ぶことにしました
ずっと前に


誰かが私を困らせるなら
その相手を否定や批判するのではなく
じゃあどうするかを自分に問うこと


世界は美しくないと思うなら
その世界に居続けるかどうかを
自分自身で決めること


私が生きているということは
世界を肯定しているということです



それはほかの誰にとっても
きっと同じだと思います


それでもここに居たいと思う


望んで生まれた世界じゃなくても
ここに居ることを私たちは
日々選んでいるのだと思います
意識的にでも無意識でも



そこに存在することで
世界を肯定するすべての人に


生きることが
ただ 辛いことではありませんように


世界に肯定されますように
自分を肯定できますように





私は
私でしかいられないから


いま私の立つところも
いままで私の選んできた全てを
積み重ねてできた場所だから


周りの全てを含めて
ここに立つ私


それがわたし





君のことが好きすぎて
不安になる


君のこと
僕のこと
どうでもいいことさえ
不安の材料になって


一人のときには不安に押し潰されそうになる


もうこのまま一緒にいるのは

無理なんじゃないかって



けれど


君に会って
君の声をきいて
君の笑顔をみると


僕の不安はたちまち消えて



いつまでも君の隣で
君を守りたいって思うんだ





夕暮れの雨は世界を溶かす


薄暗く暮れた景色の
ぼやけて見えなくなった端から
世界の境目は徐々に溶けて
雨に流されて少しずつ消える


木々も家も人々もにじんで
残された街灯の燈さえも溶けて


昼の確かな世界は消えて
残るのは
雨に切り取られた傘の中に
私がただ一人だけ





簡易携帯式個人用天幕


なるものを
ご用意させていただきました


これはあなた様に降りかかる物を防ぐ
大変万能なものでございます


天から水が落つるときには
ぜひぜひご活用くださいませ